​ヘンク・フィシュHenk Visch

biography

1950年オランダ、アイントホーヘン生まれ。同地在住。人間を想起させる独特な形態をもつ彫刻作品の制作を中心に「不可視であるもの」に対する問いかけを続けている。詩人のような独特の思索と哲学的なイメージの探求そして幅広い知識からフォルムを導き出し、そこから導き出された様々な思考の様相を作品として象ることで、知覚の可能性を物体として表現する。ヨーロッパ各地に設置された公共彫刻や、思想の形態を擬人化した立体作品、詩的なドローイング作品で知られている。最初の作品は560cmの橋で、現在クレラー・ミューラー美術館(オッテルロ、オランダ)のコレクションに加えられている。ヴェニス・ビエンナーレ(1988)、ドクメンタ9(1992)をはじめ、数々の国際展に参加。2000年代に入ってからは、西沢立衛建築による森山邸での展示(2006)や、伊東豊雄設計によるシンガポールVivoCity(2006)や北京(2009)でのパブリックアートプロジェクトに参加するなど、アジアでも活躍の場を広げている。またこれまで、ミュンスター芸術大学、ハンブルグ美術大学、北京中央美術学院で教鞭を執っている。

Full CV (PDF)
survey
日没後は決して森に隠れるな
2018, wood, fabric, mixed media, H 65  cm (ex. pedestal), unique
コズミック・ダンス #1 : 海の夢は船
2018, bronze, ship (wood, paper, thread ), H 90  cm, edition of 2 + 1 AP
一貫性の神話
2018, metal, acrylic pebbles, H 57 cm, unique
カフカの友人
2018, bronze, H 48 cm, edition of 2 + 1 AP, 個人蔵
無題
2018, colour pencil on paper, 21 x 13.5 cm(sheet); 31 x 23.5 cm (frame)
自らを知る
2018, colour pencil on paper, 21 x 13.7 cm
清潔で効率的なストーブは女性をより健康にしただけではなく薪を集めるために森に入って性的暴行に遭うリスクを減らした
2018, colour pencil on paper, 21 × 13.1 cm(sheet); 31 × 23.5 cm(frame)
歴史は現在に語りかける
2018, colour pencil on paper, 21 × 13.3 cm(sheet); 31 × 23.5 cm(frame), 個人蔵
2014, aluminium, H 110 cm, edition of 2 + 1 AP
考える
2006, aluminum and painted metal, H 75 cm, edition of 3
自らを救った男 #3(右)、#4(左)
2004, bronze, partly colored, #3 H 60 cm, #4 H 77 cm
これらはすべて私のもの
2004, color pencil on paper, 29.7 × 21 cm; 52.6 x 41 x 2.3 cm(frame), 個人蔵
'O la' u upu 'ia' ita (Your words to me)
2001, polystyrene, cloth, pencil, brushes, ballpoints, 200 × 75 × 55 cm
1993, bronze, 110 × 50 × 40 cm, private collection
Night life
2010, aluminium, H 125 cm, 個人蔵
I was in your dream and could not sleep
2010, set of 2 sculptures: bronze, mixed media, size variable
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