profile

Raoul De Keyser ラウル・デ・カイザー

1930年ベルギー生まれ。60年代にヨーロッパのフォーマリズムに傾倒したNieuwe Visie(New Vision)の一員となる。86年ベルギー・ゲントでの「initiative」展で評価を得て、91年にKunsthalle, Bern(スイス)、Portikus, Frankfurt am Main(ドイツ)で個展を開催。92年のドクメンタIX(ドイツのカッセルで5年ごとに開催される現代美術の国際展)で大きな注目を集め、国際的な評価を得る。その後もヨーロッパを中心に数多くの展覧会で紹介される。2004年にWhitechapel Art Gallery(ロンドン)から始まった回顧展は、Musee de Rochechouart, Rochechouart (フランス), De Pont, Tilburg (オランダ), the Fundacao Serralves, Porto (ポルトガル)、the Kunstverein St. Gallen, St. Gallen (スイス)へと巡回した。本年もベルギーでの個展が決まっており、70歳を過ぎた今も現役として精力的に創作を続けている。

artist's page