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グレゴール・シュナイダー

1969年ドイツ・ライト生まれ。同地在住。12歳で制作を開始し「時間と空間は過去から未来にかけて蓄積されていく」という考えを基に、過去の記憶が残る場所を外部の時間や空間から遮断するため、自宅の室内に断熱材と鉛を用いた壁で新しい空間をつくり続けている。2001年に第49回ヴェネツィア・ビエンナーレのドイツ館代表に選出され、作品《死の家》で金獅子賞を受賞。その後、ロサンゼルス現代美術館(米)や、K21美術館、MMK、ハンブルグ現代美術館、ブンデスクンストハレ(いずれも独)などで、個展を開催。日本では2014年のヨコハマトリエンナーレで、国内で始めての大型インスタレーション作品を展示した。本年は国内で2つの国際展、「瀬戸内国際芸術祭2019」(秋会期・男木島)と「アートプロジェクトKOBE: TRANS- 」( 神戸市内)に参加する。

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