profile

ヘンク・フィシュ

1950年オランダ、アイントホーヘン生まれ。同地在住。最初の夢は指揮者になることだったが、9歳でこれをあきらめ、その後役者、作曲家、建築家 等様々な職業を志す。1980年、彫刻家になることを決意。最初の作品は560cmの橋で、現在クレラー=ミューラー美術館(オッテルロ、オランダ)のコレクションに加えられている。ヴェニス・ビエンナーレ(1988)、ドクメンタ9 (1992)をはじめ、数々の展覧会に出品。オランダの現代作家といえば彼の名が必ず挙がるほど世界的な評価は定着している。近年は西沢立衛建築による森山邸での展示(2006)や、伊東豊雄設計によるシンガポールVivoCity(2006)や北京(2009)でのパブリックアートプロジェクトに参加するなど、活躍の場を広げている。