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Gerhard Richter ゲルハルト・リヒター

1932年ドレスデン(旧東ドイツ)生まれ。ケルン在住。世界で最も重要な画家の一人。東ドイツで美術教育を受けたが、西ドイツ旅 行中に出会った抽象表現主義に強い影響を受け、ベルリンの壁ができる半年前にデュッセルドルフへ移住。1964年にはミュンヘ ンとデュッセルドルフでの初の個展を開催し、1972年ヴェネチア・ビエンナーレを皮切りに、ドクメンタ(5、7、8、9、10)等多数の国 際展に出品。1997年、第47回ヴェニス・ビエンナーレ金獅子賞、同年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。日本では2005年に金沢21世紀美術館と川村記念美術館で日本初の回顧展を開催。2011年から今年にかけてロンドン、ベルリンで開かれた大回顧展は現在、パリに巡回中 (於:ポンピドゥー・センター、9月23日まで)。 2012年12月には、オランダのアムステルダム市立近代美術館にて大規模な回顧展が開催され、巡回展となる予定。

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